「ググる」はもはや使えない?
ググれる情報はあまりない?
ググっても欲しい情報が無いとか,専門分野は専門書に任せた方が良いとあるが,本当にそうなのかな?検索の仕方が悪いのではないかな?
ググるというのは,一般的にGoogleの検索機能を使用して何かを調べることだと理解している.
「Googleで検索する」行為を動詞化した言い方。Google(グーグル)に限らず、検索エンジン一般を用いる際に使われることもある。英語圏では、googleが英単語(動詞、ググると同じ意味)として認知され、ウェブスターの英語辞典で見出し語に採用された。ただし、google社自体はこの呼称について否定的である。(引用:はてなキーワード)
一般的に使用されるGoogleの検索サイトは,以下のURLだろうか?これだと有象無象がひっかかるので,確かに変なものがひっかかるかも.
Google Scholarを使おう!
専門分野で検索したいのならば,Google Scholarを使用すべきでは?*1専門分野について調べたいなら,書籍よりも原文(論文)を読むのが一番早い.
- Google Scholar では、学術専門誌、論文、書籍、要約など、さまざまな分野の学術資料を検索。
- 検索できる記事には、多岐にわたる学術出版物や学会論文のほか、ウェブ上で閲覧可能な学術資料も含まれる。
- 普通のGoogle検索との違いは、ネット上に散らばっている同一論文をまとめて表示する点にある。
なんと,東大さんが使い方のマニュアルを作成してくれてる(素晴らしい!).もちろん,日本語よりも英語で検索する方が多くの論文等が出てくる(中身も英語ですが…).とはいえ,英語論文はそれほど難解な英語ではなく,形式も決まっているので,慣れれば読みやすいと思う.ぜひ,専門書だけでなく,原文まであたって読もう!欲しい情報を得ることは,スキルの範囲なので,磨くことが大切.大学生は,4年生になる前にはこうしたスキルを磨いておこう!卒論が楽になると思う.
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